『有田と週刊プロレスと』 Season2 No.013 ~有田、G1観戦の秘策を伝授!?盛りだくさんの2017年G1を激語り!~

G1 CLIMAXとは

放送日は2017年10月18日、ゲストはチュートの福ちゃん。有田に渡される週刊プロレスは2017年8月30日号。

新日本プロレスの夏のシングル最強レスラー決定戦である2017年の『G1 CLIMAX』について語る。

その内容をちょびっとご紹介。

G1 CLIMAXの昨年からの流れ

2016年度は事前の予想と異なり、後藤とオメガの決勝戦の結果、ケニー・オメガが優勝した。

2017年はどうなるかと思ったら、順当に内藤とケニー・オメガが決勝であたり、内藤が優勝した。

ただ、内藤は過去にG1 CLIMAXで優勝してIWGPヘビーの王座戦に挑んだにもかかわらず、メインイベントの位置づけを『中邑vs棚橋』に持っていかれたことがあった。頂点の戦いのはずなのに・・・である。

それ以降の、内藤の拗ねっぷりと反抗っぷりを有田が語るのが面白い。

2017年のG1 CLIMAXの見どころ

有田の2017年のG1 CLIMAXのベストバウトは、開幕戦の『内藤vs飯伏』、『オカダ・カズチカvs鈴木みのる』とのこと。
下の観戦記をご覧ください。

一番目立ったレスラーは『EVIL』であり、わざわざ有田が取り上げて紹介している。この記事を書いているのが2021年なので、その後のことを考えると色々と思うところがある。

また、2017年4月に硬膜下血腫で負傷した柴田勝頼の「生きています。以上」の復活劇についても語られた。

他にも、福ちゃんから、昔と同じように選手たちに必殺技はあるのか?という質問に対して、必殺技談議が繰り広げられる。

内藤=デスティーノ、棚橋=ハイフライフロー、オカダ・カズチカ=レインメーカーが紹介され、特にレインメーカーから繰り広げられる駆け引きについて語られる。余談だが、レインメーカーは子供にもわかりやすく、子供に教えたらすぐに習得できる奥の深い技だ。

なお、有田の相方の上田がライブのお客さんの前で「世の中のあらゆるものの中で、何よりもプロレスが発展した」と絶賛したらしい。そのような中ではあるが、有田は観客がより過激さを求めて煽ってしまう風潮がでるのはよくない、プロレスラーが無理をして全日の四天王プロレスのように事故につながりかねない、とこの回に限らず度々主張をしている。

確かにその通りだが、まあ、今の試合を観ていても十分にハラハラさせられる・・・今の新日の水準が普通なら今のままでいい。が、やっぱり怪我や重傷者は出る。高橋ヒロムは復活できて本当によかった。

試合観戦記

〇ケニー・オメガ VS 内藤哲也

 G1 CLIMAX 27 2017年8月13日 東京・両国国技館<優勝決定戦> 第9試合 「G1 CLIMAX 27」優勝決定戦

〇誰でも見られる フリーの総集編

〇オカダ・カズチカ VS 鈴木みのる
 G1 CLIMAX 27 2017年8月8日 神奈川・横浜文化体育館 第10試合 「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦

〇飯伏幸太 VS 内藤哲也
 G1 CLIMAX 27 2017年7月17日 北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる<開幕戦> 第9試合 「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦