『有田と週刊プロレスと』 Season1 No.021~交差する過去と現在!雪の札幌で起きた”テロ事件”とは!?~

札幌開催は何かが起きる

放送日は2017年4月12日、ゲストは宮澤佐江。週刊プロレスは、2017年2月22日号(No.1890)とかなり最近。

週刊プロレスの表紙にはオカダ・カズチカ、ただ『もう事件はいらない』と記載されている。なんのことだ?

有田が語ったのは、なんと35年以上も前の札幌開催のことだった。

その内容をちょびっとご紹介。

長州力の躍動

有田は長州力が大好きだ。

プロレスにハマったのは、幼いころ、親に隠れて兄とテレビでプロレスを見たときに、長州力をカッコイイと思ったことかららしい。

その、長州力は最初から新日の主力として認められていたわけではない。

何故かエリートとして扱われていた『藤波辰巳』に噛みつき「お前と何が違うんだ?俺はお前の噛ませ犬じゃね~ぞ」という名言を吐き、藤波とのライバル関係になる。

その戦いは『名勝負数え歌』と言われ、いい試合を繰り広げた。

そしてついには1983年4月3日に、長州力は藤波からピンフォール勝ちをし、WWFインターナショナル・ヘビー級王座を勝ち取る。

この時に、「俺の人生にも、一度くらいこんなことがあっていいだろう」という名言を残しているらしい。知らんかったが。

“雪の札幌テロ事件”が勃発

そして、1984年2月3日、札幌で両雄が、再び相まみえることになる。ファンは大盛り上がり。藤波もすごく楽しみにしていたらしい。

ところが、入場の音楽がなっても、長州がなかなか入ってこない。

「どうしたんだ?」と観客がざわついていると、長州力が鉄パイプで襲撃されている。

長州は血まみれになり、何とかリングに上がったものの、試合はできず、不成立に。

その襲撃犯は、なんと「藤原喜明」つまりは藤原組長だった!!

これを「雪の札幌テロ事件」というらしい。

しかしなんとまぁ、そんなことあったの?

襲った藤原組長はその後注目されてスターになる。

ちなみに、取り残された感のある藤波は、折角楽しみにしていた試合がなくなり、拗ねてしまって、そのままのパンツ姿で札幌市内を徘徊?したらしい。

藤原組長がなぜ長州を襲ったかは、その理由は放送をみてくれぃ!!

それ以来、札幌では何かと事件が起こってきたらしいが、今回の大会では、事件はいらない!!と言うことらしい。

試合観戦記

〇1983年4月3日 『藤波辰巳 vs 長州力』(↓クリック)

〇1984年2月3日 『藤波辰巳 vs 長州力』

おっ、おおう。
表紙から“テロ事件”って書いてるし・・・血まみれっ!!

始まったところは、長州の入場曲が流れていたからか無音…観客の中で、なんか鉄パイプでボコボコにされている。

ほとんど試合はしてないが、なんかテンヤワンヤでえらいことになっている。

大変なことになっていることだけはわかった。