
事件が起きた1999年東京ドーム1.4
放送日は2017年2月15日、ゲストは「百獣の王」武井壮。有田に渡される週刊プロレスは1999年1月21日増刊号(No.895)。
武井壮がゲストに来たが、この人は聞き上手。適度な知識と相槌と突っ込み。すごく盛り上がる。私の中ではカリスマゲスト、チュートの福ちゃんに負けず劣らずゲスト上手。
その武井壮を迎えて語るのは、1999年1.4に起きた大事件。
その内容をちょびっとご紹介。
プロレスの東京ドーム進出
昔はプロレスで大きなイベントをするとなると蔵前国技館だったらしい。
ただ、猪木の頭がぶっ飛んだ発想をした。
「次は東京ドームだ!!」と。
今では当たり前になっているが、当時は「猪木ばかじゃね~の?」「そんなに入るわけがない」などと言われていたらしい。
そのような酷評を受けながら1989年4月に東京ドームで初興行。猪木とソ連の柔道のチャンピオンが対決するなどして盛り上げた。
1990年2月10日に東京ドームで第2回目を開催。その時は坂口征二が社長になったばかりであり、坂口征二と仲の良かったジャイアント馬場は、社長就任祝いとばかりに、ジャンボ鶴田や天龍源一党、タイガーマスク、スタン・ハンセンなどを貸し出したらしい。
このように、東京ドームでの開催は特別であり、毎年1月4日にはプロレス最大のイベントが開催されているとのこと。
1999年 1.4東京ドームで事件は起こった
この大会を盛り上げるために組まれた試合は、『新日の硬派 佐々木健介』と『FMWの邪道 大仁田厚』(FMWはSeason1 No.005をご参考)。
新日とインディーズ団体が対決することなんてありえないと思っていたある意味夢のカードが組まれた。
試合の結果は、番組もしくは試合観戦記でご覧ください。けっこうおもしろい。
が、事件はこの試合ではなかった。
本当の事件は、たいして注目されていなかった『橋本真也vs小川直也』で起こった。
その内容は次の回(Season1 No.014)で・・・。
試合観戦記
〇1999年1月4日『佐々木健介vs大仁田厚』
バリバリのパワー押しでくる佐々木健介が大仁田厚を圧倒。大仁田も邪道と言われるだけあって、のっけからパイプ椅子で対抗するが、ぼこぼこにされる。
そして最後には・・・。
