
メガネスーパーがプロレス界に殴り込み!!
放送日は2017年1月4日、ゲストは引き続きチュートリアルの福田充徳。有田に渡される週刊プロレスは1990年5月15日号(No.377)。
鶴龍対決の終盤、天龍同盟所属の後輩を全日の正規軍に返すなど、天龍源一郎の動きがちょっとおかしい…その理由は?
その内容をちょびっとご紹介。
新日と全日とは別の第三勢力として、メガネスーパーが“SWS”を立ち上げ!!
プロレス大好きだったメガネスーパーの社長が、その豊富な資金をもって“SWS”を立ち上げ、天龍源一郎をスカウト。
天龍は、G馬場に筋を通し、1人で全日から“SWS”へ移ることを決意!!
ただ、移籍先では、思わぬ敵が現れ、恵まれた環境ではなかった。
“SWS”最大の敵
“SWS”の最大の敵は、全日でもなく、新日でもなく、『週刊プロレス』だった。雑誌が?なんで?どうやって?
それは、当時のプロレスに多大な影響を与えていた『週刊プロレス』が、アンチSWSを繰り広げたのである。
『金権プロレス』と酷評し、記事で試合をこき下ろすだけではなく、取材拒否を受けたことに対して嫌がらせの記事を載せるなど、SWSに攻撃を加え続けた。
その結果、SWSは嫌気がさしたのか約2年で解散し、折角の巨大資本メガネスーパーはプロレスから撤退してしまう。
行先のなくなった『天龍源一郎』は、後輩を引き連れて新しい“WAR”という団体を立ち上げ、新日本プロレスの主力や大仁田、女子プロの神取忍と闘うなど、自分の見せたかった夢の対決を繰り広げた。
有田が言うには、このSWSの一件以降、つまりプロレス村の外部を排除する動きを敬遠して、プロレスが下火になった時になかなかスポンサーになる人が現れず、その雰囲気は最近やっと改善されてきたとのこと。
プロレスにそのような黒歴史があったとは・・・。
試合観戦記
SWSに関する動画が、YouTubeに掲載されていた。
天龍源一郎が自分の考えを語っている。
天龍は昔気質です。やっぱり筋を通す男、不屈の精神でやり抜く男はかっこいい。