
インディープロレスの走り“FMW” 邪道 大仁田厚登場‼
放送日は2016年12月21日、ゲストはチュートリアルの福田充徳。有田に渡される週刊プロレスは1990年8月21日号(No.392)。
このゲストの福ちゃんは、この番組で度々ゲストとして登場し、その聞き上手さからか、何故かその後も何回も登場するカリスマゲストになる。
今回は、『有田と週刊プロレスと』を見る前は、新日も全日も、藤波辰爾やオカダ・カズチカやジャンボ鶴田もよくわかっていなかった。だが、タイガーマスクや長州力と同レベルで認識していた大仁田厚。
その大仁田が立ち上げたインディーズ団体の走りである“FMW”の立ち位置について、有田が解説。
その内容をちょびっとご紹介。
おもちゃ箱をひっくり返したようなプロレス
1990年頃は、プロレスのスタイルが多様化した時期であり、その極端な事例が、怪我を負ったポンコツレスラー『大仁田厚』が立ち上げた団体“FMW”とのこと。
やったことは『おもちゃ箱をひっくり返したようなプロレス』ということで、有刺鉄線や電流爆破、流血など、独自路線の邪道プロレスを繰り広げ、一世を風靡し、観客を獲得する。
実際、1990年のプロレス大賞のMVPは大仁田厚、ベストバウトは『大仁田厚 vs ターザン後藤』(8.4 FMW レールシティー汐留)だった。
その後、大仁田のマネをして、色々な団体が立ち上がった。(が、当然ながらほとんど潰れた模様)
そういう意味も含めて、この時期はプロレスの歴史の転換点だったのだろう。
試合観戦記
この回では直接試合のことは紹介されていなかったが、一番関係するのは、プロレス大賞の年間ベストバウトにもなった既述の『大仁田厚 vs ターザン後藤』(1990年8月4日 FMW レールシティー汐留)。
が、残念ながら、これも捜しましたが見つからず…(誰か知っていたら教えてください)